2011年6月17日金曜日

ピサの斜塔の歴史と槙谷美貴子

槙谷美貴子です。こんにちは。
今日も、「槙谷美貴子の歴史好きブログ」はじめていきたいと思います。
今回お話するのはピサの斜塔の歴史について。
ピサの斜塔は、イタリアのピサ市にあるピサ大聖堂の鐘楼で、世界遺産「ピサのドゥオモ広場」を構成する観光スポットです。高さは地上55m、階段297段、重量は14,453t、地盤にかかる平均応力は50.7tf/m2と見積もられているそうです。一時傾斜の増大と倒壊の危惧があったんですがその後の処置により、当分問題ないと判断されているようですね。現在の傾斜角は約5.5度で、傾斜の進行は止まっているみたいです。

傾斜の原因:1990年から改修工事前に行われた地質調査によれば、地盤の土質が極めて不均質であったことだそうです。南側の土質が相対的にやわらかく年月を経るうちに傾き始め、それにより回転モーメントが増大してますます地盤に対する負担が大きくなり、結果的には塔の南側が大きく沈下するという事態に陥った、というわけなんですね。どうしても傾斜が修正できなかったため、最上階層のみ鉛直に建てられているそうですよ。また、オリジナルの建築計画上では現在あるものよりも遥かに高い鐘楼ができる予定だったそうです。

ピサの斜塔、私は見に行ったことがないんですが、こんな歴史が隠されていたんですね。そういえば、ピサの斜塔は写真に撮るのがひどく難しいらしいです。一度行って、試してみたいですね(笑)
それでは今日はこの辺で。槙谷美貴子でした。

1 件のコメント:

  1. 匿名6/17/2011

    ピサの斜塔が傾いてる理由にはそんなワケがあったんですね。勉強になりました。槙谷美貴子さんの歴史の話、いつも楽しみにしています^^更新頑張ってください!

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