2011年7月7日木曜日

現代英語と槙谷美貴子

こんにちは!「槙谷美貴子の歴史好きのブログ」の、槙谷美貴子です。今日は近代英語までで止まっていた英語史の歴史の、最後、現代英語についてお話させていただきます。よろしくお願いします。
20世紀になりますと、イギリスが世界覇権を握るに従い、英語話者の人口が増大することとなります。世界各国からの語彙の流入も継続し、日本語からは tsunami、manga、kamikaze などが辞書に登録されるようになったみたいですね。
アメリカではアフリカ系移民が生み出した歌唱的要素を豊富に含む黒人英語が成立しました。この黒人英語と、アメリカ原住民の言葉、移民たちが持っていった近代英語がアメリカ英語(米語)を成立させたのだとか。米語は英語の方言であるが、分離後400年をへて、その隔たりはかなり大きいものとなっているのだそうです。
黒人英語には jitter、bogus、yam などがありますが、その中でも都会に住む黒人を中心に使われている口語は、流行語・歌唱語としてアメリカや、さらに世界中に影響を与えることがしばしばだそうです。
離島などでは古い語彙が残りやすいそうなんですが、アメリカもその例に漏れず、fall(秋)、quit(止める)、trash(ごみ)などの言葉、用法はイギリスではかつて存在しましたが、現代ではもう使われていないのだとか。また、イギリスでの意味・用法からずれ、発展していった言葉もあるのだそうです。
また、アメリカで使われる英語の特徴として、品詞を変えて使用したり、長単語の代わりに熟語を使ったりするなど、簡略化の傾向が見られるみたいですね。
アメリカの覇権が確立すると共に、アメリカ式の英語の影響力は強まり、現在では逆に英語(イギリス英語)にも影響を与えるようになっていますね。
以上、英語の歴史でした。
それでは今日はこの辺で。「槙谷美貴子の歴史好きのブログ」の、槙谷美貴子でした。

1 件のコメント:

  1. 匿名7/07/2011

    英語史、とても面白かったです。こういうお話は楽しくていいですね!槙谷美貴子さん、また次回も楽しみにしています!

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