槙谷美貴子の歴史よもやま話「たんぽぽ」

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槙谷美貴子が「たんぽぽ」の歴史について紹介します。」

たんぽぽの漢名は、「蒲公英」と書かれることが多いのですが、万葉仮名では「多年保保」（たんぽぽ）と書かれています。日本の春を代表する草花の一つで、土手や空き地などいろんなところで見られますよね。
茎は１５～３０センチくらい、花は３.５～４.５センチくらい。花が咲き終わると、茎の先は種をつけた白い絮（わた）になる。そんなタンポポは意外にもキクの仲間です。
名前の由来は諸説ありますが柳田国男が『野草雑記』で唱えた「鼓の音」説が有力。
タンポポの茎は、切りとって両端に切れ込みを入れて水につけると、その両端がクルクルッと反り返り、鼓に似た形になります。子どもたちはそれから鼓を連想し、「タンポポ♪」と音を聞き、それが名の由来になったそうですよ。
英語だと葉のギザギザから「ライオンの歯」」と呼ばれるそうです。面白いですね。
 
槙谷美貴子でした。


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