2011年10月17日月曜日

槙谷美貴子と掃除機の歴史

槙谷美貴子です、こんにちは。今回槙谷美貴子が調べてきたのは、掃除機の歴史についてです。よろしくお願いします。
世界最初の真空掃除機は、1868年にシカゴのアイヴス・マガフィー(Ives W. McGaffey)によって発明されたみたいですね。原理は、手でレバーを引いて真空を作り出し、ノズルからゴミを吸い取って容器に溜めるという簡単なものだったそうです。彼は1869年6月8日にこの特許を取得し、ボストンにあるカーペット清掃会社に売り込むことに成功したのだとか。こうして誕生した世界最初の真空掃除機がシカゴとボストンで発売されたんですが、当時としては$25もする高価なものであり、ノズルをゴミに当てながらいちいち手でレバーを引くのが面倒という欠点のため、やがて市場から姿を消していったのだそうです。
1876年、ミシガン州グランドラピッズのメルヴィル・ビッセルは妻のためにじゅうたんの上のおが屑を掃除するための掃除機を作りました。間もなく、Bissell Carpet Sweepers として製品化。メルヴィルが1889年に亡くなると、妻のアンナが社長となり、当時最も強いビジネスウーマンと呼ばれるようになったのだそうです。1899年には電動機駆動の掃除機をジョン・サーマンが発明します。Bissell社は今も掃除機を含む掃除用品のメーカーとして存続しているそうですね。
最初の電気式真空掃除機は、1901年にイギリスのヒューバート・セシル・ブース(Hubert Cecil Booth)が発明したもので、布フィルターを備えていたのだそうです。彼は列車の座席から塵を吹き飛ばす装置のデモンストレーションを目にし、塵を吸い取った方がずっと役立つと考えたんですね。そのアイデアを試すため、彼はレストランの椅子の上にハンカチを広げ、それを自分の口で吸いつけ、さらに塵を吸い付けてみたのだとか。塵がハンカチの下面に集まったのを見て、彼はそのアイデアがうまくいくと確信したのだそうです。ブースは Puffing Billy と名付けた大きな装置を作ります。石油を使った内燃機関を動力源としていたが、後に電動機を使うようになったそうですね。掃除すべき建物の前まで馬で引いていたみたいです。
そうやって電気式真空掃除機が様々な改良を加えられて、今私たちのよく知る掃除機になったんですね。
それでは今日はこの辺で。失礼します。槙谷美貴子でした。

1 件のコメント:

  1. 掃除機の歴史なんて考えたことがなかったので、とても楽しんで読ませていただきました。昔の掃除機もどんなだったか見てみたいなあと、槙谷美貴子さんのブログを見て初めて思いました(笑)

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